rustの開発環境構築メモ(on WIndows10)
rustをWindows10環境にインストールしたのでメモ。 (といってもほとんどメモするようなことはない)
手順まとめ
- 以下のURLからrustup-init.exeをダウンロードして実行
- 以下のURLからVisual C++ Build Toolsをダウンロード・インストール
- https://www.visualstudio.com/ja/downloads/
- 「Build Tools for Visual Studio 2017」というやつ
- ページのかなり下のほうにあるので注意(2017/12現在)
時系列順でやったことメモ
rustコンパイラ本体等のインストール
以下URLからインストーラをダウンロードして実行
https://www.rust-lang.org/ja-JP/install.html
出てきたコンソール画面で1(設定変更せずにインストール)を入力してEnterを押したら、あとは勝手にやってくれる。
インストールの確認
ターミナルを開きなおして以下を入力。
$ rustc --version rustc 1.22.1 (05e2e1c41 2017-11-22)
ちゃんとバージョン番号出ているので問題なさそう。
チュートリアルページ
以下を参照。
https://rust-lang-ja.github.io/the-rust-programming-language-ja/1.6/book/getting-started.html
Hello, World⇒失敗
上記のチュートリアルページに従って、作業用ディレクトリを切って、以下の内容のファイルを "main.rs" という名前で作成。
fn main() { println!("Hello, world!"); }
以下のコマンドでコンパイル。
$ rustc main.rs
が、以下のようなエラーが出て失敗。
error: linking with `link.exe` failed: exit code: 3221225781 (この下に長いnote)
ググったところ、以下のページを発見
https://github.com/rust-lang/rust/issues/42744
.NET framework がないのでは? と言われている。
rustのインストールページに戻ってよく見ると、WindowsではVisual C++ Build Toolsが必要と書いてあった(見落としていた)(Visual Studio 本体はいらない)
https://github.com/rust-lang/rust/issues/42744
Windowsでは、Rustは追加でVisual Studio 2013以降のC++のビルドツールを要求します。 入手するにはVisual C++ビルドツールを同梱している Microsoft Visual C++ Build Tools 2017 をインストールします。 あるいは、Visual Studio 2015かVisual Studio 2013を インストール して、インストール時に「C++ tools」を選択します。
Visual C++ Build Toolsのインストール
以下のページのずっと下のほうの「Build Tools for Visual Studio 2017」をダウンロードして実行(かなり下のほうにあるので注意)
https://www.visualstudio.com/ja/downloads/
しばらく待って出てきた画面から「Visual C++ Build Tools」を選択してインストール。
インストール後に再起動が必要。
再びHello, World
$ rustc main.rs $ ./main.exe Hello, world!
今回はエラーも出ずに完了。